アクセプタンス & コミットメント・セラピー
略 : ACT
心理療法
うつ、不安神経症、慢性の痛み、麻薬中毒まで、様々な症状に効果がある
6 つの基本行動原則
脱フュージョン
拡張 : 感情のための居場所を作ってやること
目的は、感情について考えることではなく、観察すること
我々の中にある思考する自己と観察する自己
感情と戦うのではなく、あるがままにさせる
人によっては独り言が助けになる
「この感情は好きではないが居場所は作ってやる」、「これは愉快な感覚ではないが、私は受容しよう」
接続 : その瞬間に起こっていることと完全につながること、人生の一瞬一瞬の充足に感謝する
木々や花に目を楽しませたり、鳥のさえずりに耳を傾けるなど
観察する自己を通して起こる
それは我々を 「今・ここ」 (今ここ、いま・ここ) に完全に集中させる
思考する自己は、私たちを現実から引き離してしまう
実習 : 1 日に 1 回、気が進まない雑用をするたびに、接続を実行する
接続を行うことは筋肉を鍛えるようなもの : やればやるほど人生を変える力がついてくる
観察する自己
価値の確認
目標に向かっての行動
これらを実践することで心理的柔軟性が増していく。
上の 4 つはマインドフルネスの手法として知られるもの。
参考文献
TOPPOINT 2023 年 2 月号
『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』 の紹介より